個別と集団どちらが向いている? 高校生の塾選びのポイントを解説!

高校生に進学するお子様の大学受験を見据えて、入塾を検討する保護者の方もいるでしょう。

この記事では。個別塾と集団塾の違いやメリット・デメリットについて、詳しく解説します。集団と個別のどちらがお子様に合うのかを知りたい保護者の方は、ぜひご覧ください。

高校生が通う個別・集団の各塾における特徴

個別塾と集団塾では、指導形式や学習環境が異なります。各塾の一般的な特徴を以下の表にまとめましたので、どちらがお子様に向いているのかを判断する際の参考にしてください。

個別塾集団塾
カリキュラムオーダーメイド固定
授業形態個別指導形式講義形式
人数少人数(1~3人程度)大人数(10人以上)
授業難易度学力レベルに合った難易度ハイレベル
向いている方基礎学力に不安がある自主的な学習意欲がある

個別塾は、きめ細かな学習指導と質問しやすい環境によって、一人ひとりのレベルに合わせた授業が特徴です。基礎学力が不安なお子様や勉強習慣をつけたいお子様に向いています。

一方集団塾では、講師一人につき多くの生徒が授業を受けるため、自主的な勉強へ意欲のあるお子様に向いています。また、志望校合格へ向けた実践的な授業を受けたい場合にもおすすめです。

高校生向け個別塾のメリット3つ

個別塾のメリットは、以下の3つが挙げられます。

  • 自由度の高い学習スケジュール
  • 一人ひとりに合った学習サイクル
  • 質問しやすい環境

順番に解説します。

自由度の高い学習スケジュール

お子様のスケジュールに合わせて、塾の曜日や時間を設定できます。部活動や習い事などで、忙しい日々を送っている場合に向いているでしょう。

一人ひとりに合った学習サイクル

一人ひとり専用のカリキュラムを組むため、学力レベルに合った学習サイクルが可能です。苦手な教科の克服や志望校に向けた学力アップなど、目的に合わせたカリキュラムを組めるため、お子様に必要な授業が受けられます。

質問しやすい環境

講師と距離感が近いため、疑問点をその場で質問できます。不明点を早い段階で解決することにより、苦手なポイントの克服や次のステップアップへつなげられます。

高校生向け個別塾のデメリット3つ

個別塾のデメリットには、以下の3つが挙げられます。

  • 競争心を養いづらい
  • 授業料が割高な傾向にある
  • 講師の質がさまざま

一つひとつ解説します。

競争心を養いづらい

少人数制で授業を行うためライバルができにくく、競争心が養いづらい環境といえます。外部模試を定期的に受け、他のお子様とのレベル感を確認する等の対策が必要です。

授業料が割高な傾向にある

講師1人に対する生徒の人数が少ないうえ、一人ひとりの目的や学力に合わせてカリキュラムを組むため、一般的に集団塾よりも授業料が割高です。補習塾か進学塾かによっても費用に差が出るので、入塾前に確認しておくといいでしょう。

講師の質がさまざま

講師がプロからアルバイト講師まで幅広く、授業の質に差が出やすいといわれています。指導力を重視するには、入塾前にどのような講師が授業を行っているか確認しましょう。

高校生向け集団塾のメリット3つ

メリットには、以下の3つが挙げられます。

  • ライバルによる競争心の向上
  • リーズナブルな授業料
  • レベルの高い授業

個別塾とどのように異なるのか、順番に解説します。

ライバルによる競争心の向上

集団塾では、多くの生徒がいっせいに講義を受けます。お子様と同じ学力や目標を持った生徒も多いため、刺激を受けやすく切磋琢磨できるでしょう。塾によってはテスト結果が張り出される等、レベル感の把握やモチベーション向上へつなげられます。

リーズナブルな授業料

個人的な対策を行わず集団で講義を受けるため、個別塾と比較してリーズナブルな傾向です。塾にかかる費用を抑えたい場合は、集団塾をおすすめします。

レベルの高い授業

難関大学受験の専門コースがある等、実践的でハイレベルな授業を受けられます。プロの講師が教えているケースが多いため、講義やカリキュラムの質が高い傾向です。

高校生向け集団塾のデメリット3つ

集団塾のデメリットは、以下の3つが挙げられます。

  • 授業の振替がきかない
  • ほかの生徒の影響を受けやすい
  • 全員同じ進度で授業を行う

最後に、一般的な集団塾のデメリットを解説していきます。

授業の振替がきかない

講義時間や曜日が決まっているケースが多く、授業日程の振替は困難です。部活動や習い事で忙しいお子様の場合は、通いにくいでしょう。

ほかの生徒の影響を受けやすい

一緒に講義を受ける他の生徒が、必ずしも真剣に勉強へ取り組んでいるとは限りません。まわりの生徒が騒いでいて勉強に集中できないケースもあるため、授業体験や見学を行い、環境の事前確認を行いましょう。

全員同じ進度で授業を行う

決まったカリキュラムに沿って進むため、個々のスピードには合わせてくれません。常に予習復習を欠かさず、自主的に勉強する意欲を持つ必要があります。

個別指導塾の合格メソッドWITHでは、学習レベルや生活スタイルに合ったカリキュラムを組むことによって、一人ひとりに最適な学習環境を提供しています。

高校生の塾は目標にあわせて個別か集団か選ぶとよい

この記事では、個別塾と集団塾の特徴やメリット・デメリットについて解説しました。どちらもお子様によって向き不向きがあるので、入塾前に少しでも不安や疑問があれば問い合わせておくといいでしょう。

合格メソッドWITHでは入塾するか否かにかかわらず、面談だけでも受けておりますので、お気軽にご相談ください。

Q.習い事をしているのですが、塾と両立したいと思っています。可能でしょうか?

A.合格メソッドWITHでは、勉強する時間や場所を選ばないオンライン個別指導塾のWITH-ieも展開しております。習い事と両立するためのカリキュラム組みも可能ですので、ぜひ一度ご相談ください。

Q.入塾前に体験はできるのでしょうか?

A.もちろん可能です。体験をご希望の際は、下記URLからお問い合わせください。

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