「春休みは何をさせればいいのだろう」「高校の勉強についていけるだろうか」と、お子様の高校進学を控えて不安を感じている保護者の方は多いでしょう。
この記事では、高校入学前の春休みをどう過ごせばよいかを解説します。保護者の方の準備についても紹介しますので、高校進学への準備を進めたい場合はぜひご覧ください。
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【高校入学前の勉強】押さえるべきは復習と予習
高校入学前に押さえておくべき勉強のポイントは、中学校の復習と高校の予習です。高校での勉強は中学校の内容が土台になっているため、授業を理解するには復習で基礎力を定着させておく必要があります。
加えて、予習によって授業を先取りしておくと、スムーズに高校生活を始められます。入学してからは、新しい生活に慣れるまで気持ちが落ち着きません。予習は、気持ちに余裕がある春休み中に取りかかるとよいでしょう。
中学校の復習で基礎を定着
高校の授業は、中学に比べて全体的に難易度やスピードが上がります。毎日の授業についていくためには、中学校の復習による土台固めが必要です。加えて、部活を始めれば勉強の時間も限られるでしょう。理解しきれていない内容があると、つまずきの原因になりかねません。
特に英語と数学は積み上げの教科と言われています。中学校の内容を理解している前提で授業が進むため、高校の授業を理解するには中学で培う基礎力が不可欠です。
高校1年生の予習で授業を先取り
高校1年生の内容を先取りしておくと、難易度が上がる授業についていきやすくなります。高校入試の勉強で、中学時代の苦手分野を克服している場合は、予習に力を入れましょう。
また、春休み中に勉強を行う生活リズムを作っておくと、入学してからも継続しやすくなります。春休みはどうしても生活リズムが崩れやすくなり、勉強の時間が減る傾向にあります。勉強の習慣も含めて、予習で高校生活の準備をしておきましょう。
【高校入学前に】勉強以外に保護者も準備を
お子様がスムーズにスタートできるよう、保護者の方も高校生活に向けて意識を変える必要があります。生活習慣が乱れて、勉強の習慣がなくならないよう注意して見守るとよいでしょう。
さらに、さまざまな制度が改正されているため、ひと昔前の受験事情との違いに戸惑う保護者の方も少なくありません。お子様の高校生活や大学受験などが、ご自身の時代とは大きく異なると念頭に置きましょう。
家庭でのサポートに自信がない場合は、塾や通信教育を利用する方法もあります。プロに頼ると、不安が解消されるでしょう。
入学前の勉強が高校生活を充実させる
春休みは、高校受験が終わって一息つく時間とともに、入学後の勉強についても考える時期と捉えましょう。特に大学受験を目指す可能性があるなら、準備は早い段階から始めるほど有利です。
入学前に復習と予習をしっかり終えて、充実した高校生活をスタートしましょう。
Q.パソコンがありませんが受講できますか?
A.はい、スマートフォンやタブレットがあれば受講できます。
Q.授業の先取りはどの程度までしてくれますか?
A.1学期(前期)の定期考査で出題する内容まで行います。入学してしばらくは勉強のリズムをつかみづらい時期ですが、予習しておけば安心です。