「毎日勉強する習慣をつけてほしい」「どう伝えたら子どものやる気を引き出せるのだろう」と悩まれる保護者の方も少なくないでしょう。
この記事では高校生が勉強を習慣化するコツを解説します。また、保護者の方のサポート方法についても紹介しますので、お子様の勉強習慣に悩まれている保護者の方は、ぜひ最後までご覧ください。
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高1から勉強習慣があれば成績上位者になれる!
受験勉強シーズンになると、ほかの受験生も一斉に勉強を始めるため周囲と成績の差をつけるのが難しくなります。反対に、早くから勉強習慣を身につければ、成績上位者に名を連ねるのも不可能ではありません。
偏差値の高い高校では、毎日勉強する習慣をもつ生徒が大半です。それでも「もっとやっておけばよかった」と後悔するのは、同時にスタートを切ったため周囲と差をつけにくいからです。
習慣は数日で身につきません。保護者の方がサポートしながら、高1から短時間でも毎日勉強を続けるようにするとよいでしょう。
高校生が勉強を習慣化するコツ
高校生が勉強を習慣化できないのは「勉強の仕方が分からない」「部活や習い事で疲れている」など複数の理由が考えられます。本章では、習慣化するためのコツを以下の5つ紹介します。
- 勉強計画を立てる
- ハードルを高くしない
- 得意な科目から始める
- 同じ時間に勉強する
- 記録をつける
お子様の状況に合わせて取り入れてみましょう。
勉強計画を立てる
計画を立てて勉強すると、やるべき範囲が明確になり、内容の偏りも防げます。しかし、毎日計画を考えるところから勉強を始めると、それだけで疲れてしまいます。
計画は事前に考えておき、机に座ったらすぐ勉強を始められるようにするとスムーズです。
ハードルを高くしない
習慣化は、達成しやすい目標を設定するのがコツです。目標のハードルが高いと達成が難しく、意欲が続きません。まずは成功体験で意欲を高めるところから始めましょう。
内容が物足りなくなったところで、徐々にレベルを上げると失敗を避けられます。
得意な科目から始める
苦手な科目から始めようとすると、勉強に対するハードルが上がり、後回しになりがちです。得意な科目や簡単な内容からスタートすると、ハードルが下がって意欲が出ます。勢いが出てきたところで苦手科目や難しい内容に取り組むとよいでしょう。
同じ時間に勉強する
時間を決めると、勉強するスイッチが入りやすくなります。時間が曖昧だと後回しになりやすく、なかなか勉強を始める気持ちになりません。
勉強場所も決め、まわりにスマートフォンやゲームなどを置かないのも効果的です。
記録をつける
毎日の勉強記録をつけると、頑張りが可視化されて意欲につながります。「自分はこれだけ頑張ってきた」といえる積み重ねができると、不安を打ち消す自信にもなります。
時間と内容など、記録内容は簡単なもので構いません。
勉強の習慣化がもたらす成績以外の変化
勉強が習慣化すると成績向上につながるだけでなく、ほかにも以下のようなメリットがあります。
- 勉強を楽しめるようになる
- 自信がつく
高校生にとって成績以外の変化は、大学受験にプラスの効果があるだけでなく、高校生活そのものにも良い影響をもたらすでしょう。
勉強を楽しめるようになる
習慣が定着し、成績が上がってくると、勉強が楽しい時間になっていきます。そして、自然と机に向かう時間が増え、勉強に対する姿勢そのものも変わります。
本格的に受験勉強を始める時期になった際、スムーズに移行できるでしょう。
自信がつく
勉強が継続できるようになり、実際に成績向上といった成果が見えれば、お子様は自信がもてます。自信はさらなる積極性につながるため、良い循環が生まれます。
勉強以外の面でも積極性が生まれれば、内申点にも良い影響が出るでしょう。
勉強習慣のために保護者がすべきこと
勉強するのはお子様自身にしかできません。しかし、保護者の方のサポートも必要です。どのようなサポートができるか迷った際は、以下の点を見直してみましょう。
- 環境の見直し|勉強に適しているか
- 生活サイクルの見直し|規則正しい生活が送れているか
- 意識の見直し|比較や強制をしていないか
詳しく解説します。
環境の見直し|勉強に適しているか
今の環境は、お子様にとって勉強しやすいものでしょうか。落ち着いて勉強できる場所があるか、家族の生活音が邪魔になっていないかなどが、見直しのポイントです。
また、通塾している場合は現在の塾が合っているかも見直しの対象です。お子様にとってストレスがあるなら、勉強に集中するのは難しいでしょう。また、成績が上がっていないのであれば、塾を変えるのも一つの方法です。
合格メソッドWITHは、お子様一人ひとりの生活や学力、進路に合わせた学習計画を提案しています。定期的に見直しも行い、学習を習慣化するためのアドバイスも行っています。
見学や面談は無料ですので、お子様の勉強に悩みがある保護者の方は気軽にご相談ください。
生活サイクルの見直し|規則正しい生活が送れているか
規則正しい生活を送ると、勉強する時間を決めて取り組みやすく、習慣化しやすいでしょう。また睡眠や食事の時間を固定すると、心身の安定にもつながり、集中力も高まります。
意識の見直し|比較や強制をしていないか
お子様の勉強に対する意欲を下げないために、保護者の方に気をつけてもらいたいポイントがあります。
- ほかのお子様と成績や勉強習慣を比較しない
- 勉強を強制しない
- 過剰に褒めたり罰を与えたりしない
高校生のお子様は、保護者の方の言葉で傷ついたり、自尊心が下がったりしやすい時期です。また、ご褒美や罰で勉強しているうちは、本当の意味で習慣化しているとはいえません。
お子様と話し合う時間は大切にしつつ、信じて見守る姿勢が大切です。努力を認めてもらえていると感じると、お子様の意欲にもつながります。
まとめ:高校生の勉強習慣化は保護者のサポートも不可欠
高1から勉強習慣を身につけると、成績が上がりやすく、大学受験の際に選べる志望校の幅が広がります。保護者の方は生活習慣から見直し、勉強しやすい環境や生活リズムを整えるサポートをしましょう。
習慣化には、学習塾の利用も方法の一つです。保護者の方だけで高校生のサポートが難しいと感じたら、サポートが充実している塾を選んでみましょう。
Q.部活で疲れているようで、勉強時間がとれません。
A.部活を頑張りながら勉強できるよう、生活リズムに合わせた計画を考えてみましょう。
Q.苦手科目をどう勉強したらいいか分からないようです。
A.どこが苦手なのかを把握したうえでのアドバイスが必要です。ぜひ当塾へご相談ください。